スズキレーシングカンパニーを設立

スズキレーシングカンパニーとはdonnna
SRCといわれるスズキレーシングカンパニーは2019年1月に発表され、設立されたホンダの二輪レース部門であるHRCといわれるホンダ・レーシングを元にした組織です。
その目的は何であるかといいますとスズキのMotoGPプロジェクトが動きやすくなることでしょう。
そしてSRCはMotoGPのみでなくたとえば世界耐久選手権やAMAスーパーバイク選手権のようなモータースポーツプログラム全般の監督もします。
因みにSRCが元にしたHRCとSRCは似ていますがまったく同じものではありません。
どこが違うかと言いますとHRCは別の法人ですがSRCは社内の一部となるところです。
SRCが作られた経緯
SRCが作られた経緯は大事なことがすぐにチームに伝わらなかったことが発端でした。
たとえば今まではチームマネージャーのダビデ・ブリビオの指示はチームに直接伝わらず,浜松のスズキ本社に伝えられてからチームに伝わっていました。
それが不便だったこともありSRC設立に結びついたのです。
SRCができたことでダビテの指示は直接SRCに伝えられチームに伝わるのが早くなりますからチームの動きが良くなります。
このようにSRCの誕生はチームの運営の上でも練習の現場でも大いに役立つことでしょう。
SRCの設立でサテライトチームがもてるかどうかわからない
SRCの設立によってスズキのMotoGPが切望しているがサテライトチームを持てるようになり、一件落着になるかというとそれはまだわからないという段階です.。
実は今まで様々な噂はありました。
その噂は憶測に過ぎないものでスズキGSX-RRをサテライトチームで使うことになったのではないかと言うこと、あるいはマルクVDSと契約を考えているのではないかということでした。
しかし体制拡大になるようなことは大変なのでスズキ本社が二の足を踏んだのではないかとも言われています。
そのためにこの話はまだ現実味を帯びていません。
サテライトチームを持つのは目標だけでなく最優先にしたい課題
2018年の年末、サテライトチームを持つのは目標だけではなく最優先にしたい課題だと先ほど登場しましたチームマネージャーのダビデ・ブリビオは考えていました。
またそのように考えた経緯にはアレックス・リンスとアンドレア・イアンノーネがもたらした良い結果もあったのではないでしょうか。
彼らが昨シーズンに表彰台に上ったのは合計で9回という好成績でしたからブリビオは確信をもってサテライトチームを持つことが最優先と考えたのでしょう。
このような結果を見せればブリビオは本社にサテライトチームをもつことやマシーンを提供してもらうことを主張しやすいです。
本社の反応が良いものであればより良いマシーンをもったサテライトチームが設立できると考えられるのではないでしょうか。