スズキのバイクが誕生するまでのムービーが公開

no image オフ 投稿者: SLlov7uk

手書きからデザインされる過程も明らかに!

スズキのファンなら、日頃ネットでさまざまな情報を入手しているかもしれません。
そんな情報源のひとつが、海外版のYouTubeチャンネル「Suzuki Global」ではないでしょうか。
スズキに関するさまざまな情報が、動画の形で続々と公開されています。
海外版のチャンネルということでちょっと敷居が高い印象もありますが、これが非常に充実した内容になっているのです。

そんな「Suzuki Global」チャンネルに、注目すべき動画が公開されています。
スズキの製品の制作過程においてデザインがどう検討され、決められるのかを紹介したデザインムービーです。
このデザインムービーを見ることで、1台の新しいバイクのバイクが決められるまでにいかに多くの試行錯誤を経ているのかを知ることができますし、結果的に「ボツ案」となったデザインのアイデアなども見ることができます。
例えばハヤブサなども、もしかしたら現在とはまったく異なるデザインとなっていた可能性があるわけで、そのデザインが決められるまでの過程を見ることができるのです。

このデザインムービーでは、まずデザインが手書きの段階で作られている過程も紹介されています。
車やバイク、とくにバイクのデザインともなるとメカニックな印象がありますが、デザインのスタートは手書きで行われているのです。
実際にデザイナーがパソコンやタブレット端末を利用してデザインしていく過程は、まさに芸術品が作られていく様子を覗き見ているような感覚を味わわせてくれます。

手書きからはじまったデザインが、最終的にメカニックで流麗なバイクのデザインとなっていく様子にはただただ驚かされます。
まさに職人と芸術家の両方の才能がぶつかり合い、混ざり合いながらデザインが決められているような印象です。

たくさんの案から検討されたうえで決定される

しかもこうしたデザインはそのまま採用されるわけではなく、1つモデルに対してたくさんの案が出されたうえで検討されます。
デザイン案はもちろん、カラー案も含めて非常に多くの選択肢の中から慎重に検討され、最終的な判断が下されるわけです。
動画ではそうしたたくさんの案も紹介されており、「あのモデルにはこんな別案もあったのか」と驚くやら関心するやら、目を奪われます。

バイクのデザインは単にデザイン性がよいだけではダメで、走行性能にマッチしているか、さらにはそのモデルのコンセプトに合っているかなとも考慮したうえで検討されていきます。
ですから、ボツになったアイデアも決して悪いものではなく、「これでもいいんじゃない?」と思うようなものもあります。
そんな採用されなかったデザイン案を元に、頭の中で「自分だけのスズキのバイク」を想像してみるのも面白いかもしれません。
YouTubeチャンネルなので誰でも視聴可能ですから、未見の方はバイクのデザインの驚くべき裏側をちょっと覗き見てみてはいかがでしょうか。