MotoGP「Team SUZUKI ECSTAR」のチーム体制

バイクレース オフ 投稿者: SLlov7uk

経験豊かなライダーを抱えるスズキのMotoGPチーム

スズキはバイクレースに積極的に参戦し、いくつものチームを内部に抱えています。
ヤマハやホンダのように、華々しい戦績を常に収めているというわけではありませんが、安定した走りを常に見せていて、歴史のあるチームとして人気があります。

いくつかある傘下のチームの中でも「Team SUZUKI ECSTAR」は、経験豊かなライダーがいて、MotoGPでのランキングも中堅クラスとなっています。
イタリア人ライダーのアンドレア・イアンノーネは、歴戦の猛者とも言える巧みなライダーで、かなり安定した走りをするのが強みです。
MotoGPでは年間ランキング最高5位を達成していて、その強さはスズキ全体の中でも指折りとなっています。

もう一人はアレックス・リンスで、スペイン出身の気鋭のライダーです。
主にMotoGP2クラスでの参戦が多く、このクラスでは常に年間ランキング上位3位以内に入っていて、その強さには定評があります。
スズキのレースの力を底上げしてくれる強さと経験を持っていますので、これからの活躍にも期待が持てるライダーです。

240psアップを誇るスーパーマシンGSX-RRを使う

「Team SUZUKI ECSTAR」は、指定マシンとしてGSX-RRを採用しています。
このバイクは1,000㏄の大きさで、実に240psのパワーを出力することができ、スーパーマシンとして圧倒的な力を見せつけてくれます。

このマシンのパワーは、実際のMotoGPを見ると明らかです。
直線での伸びも圧倒的ですし、コーナーから立ち上がってすぐの加速もレスポンスが非常に速く、あっという間にトップスピードに持っていくことができます。
最高時速330キロをマークしていて、そのスピード感はマシンの重量を感じさせないほどのものです。

ボディバランスの良さもこのバイクのメリットだと言えます。
高速でもぶれることなく一直線に飛んでいくような加速を見せてくれますし、コーナーでの安定性も確かで不安な思いを一切させることがありません。

歴戦の強者が揃うサポート陣

「Team SUZUKI ECSTAR」のもう一つの大きな特徴は、サポート陣の強さです。
経験豊かなスタッフがそろっていて、どんな状況にも瞬時に対応できる対応力の高さを持っています。
プロジェクトリーダーは、佐原伸一、チームリーダーはダビデ・ビリビオ、テクニカルリーダーとして河内健が抜擢されています。

どのリーダーもレース経験がありますし、いろいろなマシン、ライダーに関わってきた経験がありますので、熟練のチーム運びを見せてくれるでしょう。
「Team SUZUKI ECSTAR」はMotoGPでは10位あたりを上下している中堅クラスのチームとなっていますが、これからこのチームの真価が発揮され、より上位を目指すようになることが期待されています。