スズキのバイクの良さ 3

熱狂的なファンが多いスズキのバイク
バイクにも車にもいえることですが、自分にぴったりのモデルや感覚のものに出会うと、ずっとその車種のファンになってしまうことはよくあります。
マニアックな人だけでなく、それほど車やバイクは魅力がある乗り物だといえるのではないでしょうか。
ところで、スズキは自動車、二輪車メーカーとして知られていますが、特にこのスズキのバイクは熱狂的なファンを生み出すほどの製品展開が特徴とされています。
たとえば、レーサーレプリカやビッグスクーターの第一号はどちらもスズキが発売していて、これは両方とも瞬く間に人気となりました。
また、国内バイクメーカー間の馬力競争にも参加し、スズキが馬力を高めすぎた結果、スズキのバイクが出した馬力が自主規制値の基準となったというケースもあるそうです。
また、過去にはチョイノリのような手軽なモデルも販売しています。
スズキのバイクは癖のあるものが多い
他のメーカーと比較してみるとよくわかると思うのですが、とにかくスズキのバイクは癖のあるものが多いです。
そしてこういったスズキ特有の癖が好きでスズキを愛車にしている人も多いのです。私もその一人です。
スズキの癖のある製品といえば、1998年発売のGZ250があります。
エンジンはボルティーのものを流用したもので、低燃費なエンジンと14Lの大型燃料タンクによって、一回の給油で長距離の運行が可能となっています。
遠くのツーリングが好きな人には便利で手間がかからないのでお勧めです。
ちなみに北米仕様のGZ250もありますが、これは日本からエンジンや主要な部品をスペインに輸出して組み立ててから北米への輸出を行っているそうです。
北米ではまだ乗っている人がいるわけですから、こういったことを見ても、スズキのバイクは世界で愛されているという事になりますね。
日本とは交通事情も違いますから、その点も配慮した作りになっているのでしょう。
また、日本国内では販売は終了しているものの、ほかの国では販売されているというスズキバイクは多く、マローダー125もそうです。
このマローダー125は1998年発売で、モデルネームはGZ125です。
エンジンはGS125E、GN125Eのものと同系統のものですので、車体はマローダー250と共通です。これは125ccクラスとしてはかなり大柄なものになります。
これは日本国内での販売は既に終了していますし、中古市場でも出回っている車両は少ないかと思われます。
マローダーとはアメリカンタイプのオートバイで、排気量別に数車種が生産されていました。
ですが欧州仕様のマローダー125は販売されていて、フューエルインジェクションを搭載することにより、EURO-III(現地規制)に対応しています。
現地に対応できるようにさまざまな変化がされていて、そういったところも魅力を感じます。
ちなみにGZ125という名前のバイクが中国で現在でも生産されているようですが、似ていても国内仕様のマローダー125とは別物です。