スカイウェイブの紹介

オートバイクのイラスト オフ 投稿者: SLlov7uk

スズキのスクータースカイウェブ

車ではミニバンが流行っているように、二輪の世界でも、ある程度の荷物が収容できて、楽な乗り心地のスクーターが現在の主流です。

かつてスクーターといえば、原付や小型の排気量125ccまでが主流でしたが、現在その流行の中心となっているのが中型以上のスクーターです。

この流れは何も日本国内だけでなく、スクーターの多い西欧(北米ではない)諸国でも同様なブームとなっています。
そのためスズキでは西欧向けにバーグマンという名称でスカイウェイブというビッグスクーターを販売しています。

このスズキ自動車工業のスカイウェイブは排気量250cc、400cc、600ccの設定のあるスクーターで、ツインカムやABS、CVT(無断変速機)などの装備も充実しており、量販車の中では最もハイグレードなビッグスクーターです。

国内向けの正式名称はスカイウェイブですが、愛称としてスカブと呼ばれています。

スクーターながらもスポーティーな走りが楽しめる

スカイウェイブはカワサキへもOEM供給されたこともあり、エプシロン250という名で販売されていました。
このバイクの最大の特徴は流線型をした、流れるようなフォルムと、ツインカム4バルブエンジンによる瞬発力あるパワフルな走りです。
それにスクーター本来の特徴である、大容量のトランクスペースも見逃せません。
スクーターながらもスポーティなフォルムとスポーティな走りが売りということです。

またABSやマニュアルにも切り替えられるパワーモードの付いているCVTによりワインディングロードでの走行も、スクーターらしからぬ走りをしてくます。
そのため長距離のツーリングでも、スポーティなロードバイクに負けず劣らぬ走りを見せてくれるのです。

しかも、楽な姿勢で乗れるスクーターですから、ロングツーリングでもライダーの疲れのたまり具合もロードバイクの比ではありません。
車重が重めなこともあり、定地燃費時速60km走行時のカタログスペックはリッター39kmながら、実質燃費はリッター30km前後です。

バイクの割には並といったところですが、燃料タンクの容量は13リッターもあるので、満タンにすれば、東京から名古屋以西まで十分に足を伸ばせる走行可能距離ということになります。

とりわけ初代モデルが誕生して15年も経つスクーターなので、中古スクーター市場でも人気がありますので、流通量も多いことから、新車だけでなく中古でも人気があるスクーターです。
一度乗るとその快適さに心打たれること間違いなしです。