ツーリングの旅-新潟・魚沼スカイライン編-

季節を感じるツーリングをするなら「魚沼スカイライン」
魚沼丘陵の尾根、そこをひた走り南魚沼の季節がめぐっていくのをしっかり感じることができるルート、魚沼スカイラインは、延長18.8kmの道路です。
季節と美しい景色を堪能できるラインとしてツーリングにもドライブにも人気です。
北方面は国道253号を通り南魚沼市八箇峠を通り、南は国道353号、十日町市十二峠を結ぶというルートで、魚沼丘陵尾根沿いへ南北に縦貫している道路です。
このあたりは冬場、積雪がかなり多くなるため通行ができなくなっていますが、春先、通行止めが解除されると美しい自然を楽しめるルートとして人気があります。
新緑の季節には青々芽吹く若葉を、秋には真っ赤に色づく紅葉の山を、夏には避暑として涼やかな風を楽しめるライダーにとって最高の道ともいえます。
魚沼スカイラインから、ちょっと山に入ると森を散策できるので、バイクを停めてしばし山を散策してもいいストレス解消になるのではないかと思います。
魚沼スカイラインには、加熱自動車道越後湯沢ICから20分程度、塩沢石打ICから10分程度、六日町ICから5分程度と高速道路からアクセスが簡単、長くかからないということでも、ライダーに好まれています。
展望台が5箇所、それぞれ楽しめる景色
展望台が途中に5箇所あり、それぞれに楽しむことが出来ます。
魚沼スカイライン十日町展望台から湯沢方面を望むと霊峰八海山、越後駒ケ岳、谷川岳など日本名山に名をはせる山々が大パノラマで楽しめ、この景色は圧巻です。
南魚沼といえば美味しいお米、高級米として有名な魚沼産こしひかりをはぐくむところとしても有名ですが、そのこしひかりを作る魚沼盆地、更に美味しいお米を育てるために必要不可欠な清流、魚野川を眺めることができます。
春の田植えの後と、秋の稲穂が実った時期、さらには稲刈りが済んだ時期と、すべてにおいて違う景色が見られるというのもこのあたりの楽しみです。
冬場、寒くなってくると10月過ぎ、山々が紅葉に染まり、それは美しい景色を見ることが出来ます。
国道253号から八箇峠を通り魚沼スカイラインにいく場合
関越自動車道六日町ICから入り、国道253号を登り、八箇峠側入口から魚沼スカイラインに入ると、お六のイラストがあり、国道を右におれると急勾配、いよいよ十二峠まで20kmほどのツーリングが始まります。
この八箇峠側入口から入っていくと、八箇峠見晴台があります。
ここは乗用車で来るとすれ違いがやっとという状態なので、バイクのほうがらくらく行くことができます。
人が少なめというのも、やはり車で来ると結構大変というイメージがあるからでしょう。
季節によって美しく色や表情が変わる日塩もみじラインは、多くのライダーがやってくる場所です。
危険な場所などもありますので、くれぐれも運転を過信することなくツーリングを楽しんでほしいルートです。